目的

多態関数を利用して、作物と子豚の状況をチェックし、供給出荷を確認しなさい。

まもなく、販売するために出荷される収穫可能な作物が現れるはずです。また、子豚には餌が届けられる必要があるため、注文すべき餌の量を確認するのが良いでしょう。これらのタスクを達成するには多態関数を使用できます。この場合、len() 関数を使用します。

多態関数とは、複数の異なるデータ型で使用できる関数のことです。たとえば、len() 関数はオブジェクトの長さを計算するために使用される関数で、これらのオブジェクトはリスト、辞書、さらには文字列など、さまざまなデータ型である可能性があります。まず、畑の下の X 印からカウントを始め、その後、小屋の上の X 印に移動します。

道路沿いの囲いの中に何匹かの子豚がいます。彼らの名前は "Peggle"、"Peter"、"Piper"、"Pedro" です。これらの名前をリストに入れてカウントできるようにしましょう。例えば、piglets = ["Peggle", "Peter", "Piper", "Pedro"] のようにします。そして、len() 関数を使ってリストの長さを格納するための変数 number を作成します。次のように: number = len(piglets)

リストと変数を設定したら、子豚の囲いの前にある暗い X 印まで歩き、囲いに向かって speak() 関数を使用して子豚を数えます。結果を得るには、number 変数を使います。次のように: player.speak("There are d% Piglets" % (number) )

子豚のチェックが終わったら、畑のそばにある明るい X 印まで歩き、作物に向かって数を数えます。作物は 3 種類あり、"Tomatoes"、"Pumpkins"、"Eggplant" です。それぞれの作物がいくつ育っているかを数え、以下のように辞書に保存します:

crops = {}

crops["Tomato"] = number of tomato crops

crops["Pumpkin"] = number of Pumpkin crops

crops["Eggplant"] = number of Eggplant crops

辞書に適切な値を入力したら、len() 関数と組み合わせて speak() 関数を使用し、利用可能な作物の種類数を数えます。次のように: player.speak("There are d% types of crops" % ( len(crops) ) )

子豚と作物の両方を数え終えたら、紫色のマット上の暗い X 印まで歩いて、出荷される作物の注文を確認します。出荷すべき作物の注文が含まれた文字列を保持している定数変数 order があります。注文内容と注文数を確認するために、speak() 関数を使用し、文字列のアンパッキングと len() 関数を使います。

player.speak( [*order] )

player.speak("There are d% orders of crops going out" 
% ( len(order) ) )

文字列変数を角括弧内に入れて先頭に * を付けることで、文字列を展開する演算子を有効にできます。たとえば、[*string] は、文字列を個々の文字に分解してリストに格納します。例として、[*string] はリスト ['s', 't', 'r', 'i', 'n', 'g'] を出力します。また、len() 関数を文字列に使用すると、その文字列の文字数を数えます。

エクササイズの締めくくりとして、納屋の右側にある金色の X 印まで歩き、子豚に届ける餌のポンド数を確認します。food という変数を作成し、先に作成した number 変数に 35 を掛けてポンド数を求めます。次のように: food = number * 35

納屋に向かって立ちながら、speak() 関数と food 変数を組み合わせて、届けられる餌の量を示します。次のように: player.speak("There are d% pounds of food coming in" % (food) )